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「平成20年度 千種小学校卒業式 祝辞」
今日は小学校の卒業式です。今年度のPTA会長のぼくは、お祝いの言葉を述べなければなりません。飾らず、ありのままの自分を言葉にしました。
おめでとう。
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6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして、保護者の皆様、おめでとうございます。
小学校を巣立っていく皆さんを前にして、自分自身が、6年生だった頃を思い出してみました。もう数十年も前になります。
卒業式の日の晩ご飯は、いつもよりもちょっとだけ豪華でした。でも、それが当たり前だと思っていました。
その日は、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、「おめでとう」と言ってくれました。でも、それが当たり前だと思っていました。
先生方が、やさしい顔で見送ってくれました。でも、それが当たり前だと思っていました。
学校で給食を食べること、それが当たり前だと思っていました。
友だちがいること、それが当たり前だと思っていました。
帰る家があること、それが当たり前だと思っていました。
大人になってから、それが当たり前でないことに気がつきました。
皆さんに、お願いがあります。
今日、うちに帰ったら、お父さんやお母さんに、「ありがとう」と言ってください。
そして、中学校では、できるだけ、たくさんの「ありがとう」を言える生活をおくってください。
「ありがとう」の数だけ、当たり前ではないことに気がつきます。当たり前ではないことに気がついた分だけ、しあわせになれます。がんばってください。
最後になりましたが、今まで子どもたちを導いてくださった先生方、ありがとうございました。そして、この卒業式にご出席くださいました来賓の皆様、ありがとうございました。
これをもちまして、祝辞とさせていただきます。
平成21年3月19日
千種小学校PTA会長 三浦伸也
(2009年3月19日)
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